Northern1000参加してきました!⑥ Day1その2

むかわ四季の館を出発しようとすると、あんなにたくさんいたNorthernの参加者が、ほとんどいらっしゃいません。

雨は本降りで、身支度しているうちに皆出発されたようです。
ここから、我々親子の孤独な?旅が始まります。

就職して最初の赴任地は岩手盛岡でした。

その時、中学時代の恩師の先生が、岩手に住むならこれを読め、と、「成吉思汗の秘密」という本を紹介してくれました。
源義経、実は死なずに北上し、北海道をこえ、モンゴルへわたり、ジンギスカンになったという、義経伝説の小説です。

北海道のツーリングマップを見ていたら、ルート上に義経神社を発見!

これは、お参りして息子の記憶に残しておかねば!と考えていました。

でも、雨のタンデムで、すっかり義経神社のことは飛んでしまいました。。

道東道に乗れば、ルートの不安はなくなるから、早く道東道に乗りたい、その一心で走りました。

よって、義経神社など頭から抜け落ちておりました。。

ここで、あらかじめお断りいたします。この日の写真は、ほとんどありません!

孤独な走行と、雨、霧による視界不良で、心の余裕はほとんどなし!

道東道に入るまで、どんどん人里離れた峠、雨は容赦なく我々を叩きます。

なんとか道東道に入って安心もつかの間、今度は、息子に睡魔が襲います。
高速道路を走っていると、ヘルメットの後ろにコンコン、と頭突きが。。。

体の力が抜けてる。。居眠りしてる!!

息子の膝や、手を左手で、激しくさすったり、叩いたり。。
高速なので、止まるわけにもいかず、本当に焦りました。

思い起こせば、息子が生まれた年、息子とタンデムツーリングがしたくて、当時発売になったパニアケース付のVFRにときめき、誕生記念だから、と、訳のわからないお願いをカミさんにして、VFRを購入したのでした。

軽い前傾姿勢と、高回転型のエンジン、見かけと違って結構な重さで、取り回しで倒したり、スタート時のクラッチミスで立ちごけ。。。
これは子供乗せて走るなんて、とんでもないぞ、と、タンデムツーリングなど夢のまた夢でした。

2013年、DCTオートマのNC700X限定カラーが発売された時、これだ!と、思いました。

VFR良いバイクでした。
ホンダはV4、とか、ヨーロッパ型のツアラー、と、満足感は高かったです。

けれども、もともとスピードやコーナーというのが苦手だったのと、景色を楽しみたい、という気持ちが強かった私、ホンダのNCシリーズに、とても興味を覚えていたんです。

そんなわけで、限定カラーが息子の好きなグリーンということもあって、買い換えてしまいました。
その年は、楽天イーグルスが震災後初の快進撃を続け優勝した年でもあって、グリーンという色は、イーグルス夏の限定ユニフォームと同じだったことも、後押ししました。

確かに、クラッチがないのは運転に集中できるので、息子とのタンデムでは、随分助けられました。


しかし、DCTでも居眠りを止めることはできない!

NC700を購入した時、まだ息子は6歳、タンデムベルトは必須と購入してありました。
けれども、当時の体重と今の体重は数倍の開き、いまは、ベルトもきつくなりました。
出発前に、本人もタンデムベルトはいらん!と、拒否されたので、ベルトは持参していませんでした。

いや-ほんと、ヒヤヒヤしました。頭突きが来るということは、前後に揺れているということ。

自分の臀部を息子に押し付け、トップボックスと、はさみつけるようにして息子の体を固定、左手で、息子の膝や左手を叩いたり、ひっぱたりして、眠気を追い払いながらの走行が続きました。

よし、ここで、奥の手だ。

息子よ、iPhoneでyoutubeを思う存分見るがよい。

今、息子はスイッチのFortniteに夢中です。
毎日、スイッチに夢中で、カミさんに怒られています。
YouTubeで達人のプレイ映像を見て研究することにも夢中です。
さすがに、親として、ほって置けず、タイムスクリーン などで時間を制限しています。

今回、Northernに引っ張り出す餌として、北海道ではたっぷり、スイッチできる時間を儲けるぞ、としておりました。

雨という天候で視界も良くないこともあり、眠気をおいはらう目的でYouTube解禁です。

出発前に、防水ケースに入れたiPhoneSEをストラップつけて、首からぶら下げてあります。
偶然にも、ゴアストッパーの手袋は、iPhoneの画面操作が可能でした。

効果は抜群で、居眠りを防ぐことはできました。(あまり自慢できませんが。。)

器用に、バイクの後ろで、片手でグリップを握り、片手でiPhoneをみています。

しかし、バイクの後部座席で、小さい画面でゲームの映像を観るなんて、長時間できるはずもなく。。


気がついたら、普通に前方を見ながらタンデムしてました。笑

なんとか次のWPに到着し、昼食をとります。

何台かNorthernのバイクもいましたが、ほとんどが昼食を終えて出発するところでした。
全身びしょ濡れで、おしゃれなお店に入るのは気が引けました。
なんといっても、食欲が全くない。。

息子はお腹すいた、と、豚丼セットを頼んでいました。
ま、食欲があるっていうのとは、いいよね。

まだ今日走る走行ルートの半分にも到達してない。

不安な気持ちを抑え、出発します。

釧路あたりでは霧が深く、視界も本当に良くなかったのですが、それはそれで、幻想的な光景を息子も楽しんでいたようです。

高速道路から牧場に牛がたくさんいるのが見えました。
さすが北海道、ですね。

昼食後の眠気を心配しましたが、残りの距離数、時間を、休憩時に共有し、よし頑張るぞ!と、声をかけながら、進むと、少しづつ目標ゴールがわかってきたようです。

雨も小降りになってきて、一安心です。

3番目のWPは山崎牧場です。牧場に着くと、ノーザンのアイコンでもある牧草をまとめたもの(名前わからず)に、皆おもいおもいのメッセージを記入されていました。

到着した時は、すでに、みなさん通過後でした。。

そして、今回、参加してよかったな、と思うことの一つに、向笠さんとお近づきになれたことがあります。

バイク雑誌などに記事を書かれているライターさんで、今回かっこいいZに乗って同行いただき、たくさん写真を撮られていました。

山崎牧場で、向笠さんに写真を撮っていただきました。

この写真は、後日、雑誌に掲載していただき、とても良い記念、思い出となりました。本当にありがとうございました。
(サインいただいておけば良かった。。)

Northernの歴史に浅い私は、後で知ったのですが、この牧場はバイク乗りに有名で、これまでのNorthernで色々な逸話があったようですね。
FBで盛り上がっていました。

いただい牛乳がとっても美味しかったし、子牛が可愛かった。
カミさんがいたら、とても喜んだだろうな、と思いました。
また来たいな、そう思いました。

根室半島に入ると、残りもあとわずかということで、元気が出てきます。
幻想的な根室半島の景色を楽しみながら走っていると、何台かの参加者も走っています。

よかった、なんとか時間まで間に合いそうだ。
18時までに納沙布岬のゴールゲートに到着すること、これが目標です。

1日目、ゴール!!

結果的に17時40分、20分前にゴールできました。
念願の最東端制覇のメダルをいただきました。

息子も満足げです。
宿でご一緒だったハーレーさんもいらっしゃいました。

満足感を覚えながら、本日の宿泊地である別海町ふれあいキャンプ場へ向かいます。

けっこう距離があって、到着した時には、真っ暗、すでに懇親会は始まっておりました。

ここから忘れがたき経験が始まります。。

ここから、私たち親子にとって、忘れがたい経験をすることとなります。

今となっては素晴らしい経験なのですが、当日は、本当に、まいりました。

長々と申し訳ありませんが、次の記事はこちらでございます。
お読みいただきまして、ありがとうございました。

長々と書いてしまいました。
全部で12もの記事。。読みにくくて、ごめんなさい。

  • 準備編4つ 仙台からフェリーで北海道へ 土砂災害の現場に声をなくしました。
  • 初日編3つ 初のタンデムロングツーリング。トラブルの始まりです。
  • 2日目2つ 朝にまたトラブル。。タンデムにもなれてきました。
  • 最終日3つ タンデムになれてきたらノーザンが終わり。。そして、またトラブル。。。泣

ノーザン1000に初参加した記録です。
お世話になった主催者のみなさま、参加されたみなさま、そして家族に感謝いたします。
人生初の1000kmタンデムツーリングでも、トラブルあっても、めいっぱい楽しめたノーザン1000でした。

ノーザン1000、北海道タンデムロングツーリングに、ご興味をお持ちの方に、少しでもお役に立てれば、とてもうれしいです。



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