3日目に行く前に、2日目の追記をしたいと思います。
なぜならば、2日目に入って、参加者の方々とコミュニケーションが取れるようになってきて、印象的なことが少しずつ増えてきました。
それをもう少し記しておきたいと思います。
風間さんに決して諦めちゃいけないと教わったことは書きました。
晋之介さん
その時、息子は、晋之介さんに、
「バイクの免許は原付から徐々にステップアップしていくこと。」
と教えてもらったと言っていました。
これもありがたかったです。
今回ノーザンに参加させて、スピードに目が向いて、将来、変な方向に行ったらどうしようかなという心配もしましたが、晋之介さんから、ちゃんとバイクのことを教わってくれました。
晋之介さんって、お若い(上からな言い方でごめんなさい)のに、しっかりしていて、できた方ですよね-。
ただただ感心してしまいます。
息子も見習ってほしい。
向笠さん
開陽台では向笠さんに小説を紹介してもらいました。その小説は家に帰ってから,じっくり読む予定。
「振り返れば地平線」、最高のバイク小説だそうです。
霧で何も見れない開陽台、こういうとき、プロの写真家はどのような写真を撮るんですか?なんて質問もしてしまいました。
答えは「思いっきり寄って撮る!」だそうです!
カワサキ
銀のカワサキフルカウルのツアラーに乗っていた大先輩の方、とてもかっこよかったです。
(息子に)「この北海道の景色を見せてあげられるというのは、とても良いことだと思うよ」
と言っていただきました。その方は、
「自分は、北海道の景色なんて大人になってからみたからね。だから、こんな若いうちから、こんな景色が見れるなんてとても幸せだと思うよ。」
と、かっこいい笑顔で話をしてくれました。
カワサキ、シルバーのフルカウル、とてもかっこいいバイクでした。
大切に乗り続けているのがよくわかる、とても愛されているバイクに見えました。
最近、車を見る目が少し変わってきました。
昔は最新の技術、ピカピカの状態、そんなのがかっこいいなと感じていたんですけれど、最近は、年数を経てもなお愛され続けているような状態の車、オートバイが、すごくいいな、と感じます。
オーナーさんと一緒に時を重ねてきたような車やバイク、そんな姿を見るのがとても好きです。
カワサキ乗りの方は、まさにそのようなとてもかっこいいライダーとオートバイでした。
道中、何度か後ろを走ったり、追い越しをさせてもらったり、追い越されたりしたんですけれども、その時に、さりげなく手を挙げて挨拶をしてくれるその姿、メリハリのあるスピード、息子もあの方、本当にかっこいい、と、ため息をついていました。
お名前聞いておけば良かったです。
Vストローム
休憩で立ち寄ったコンビニで、赤いVストロームのHさんとお話ができました。
雨のため、スマホのナビがうまく機能していないということで困っておられました。。
今思うと、そこからご一緒に走ればよかったかなと思います(なにせ余裕がなかったので、ごめんなさい)。
ただ、納沙布岬やその後、各地点でお見かけするようになり、自然とお話も出来るようになった、Hさんでした。
ノーザンに参加している実感
2日目の懇親会、またまた遅れてのゴールだったので参加者の皆さんのテーブルには入れず、端っこの方でスタッフの方々が座るために作ってあったテーブルに、スタッフの方と一緒に座らせていただきました。
「最初はペースが遅くてどうなるかと思ったけども、今日はなかなか良いペースでしたね。」
「失礼ですけども、バイクあまりご経験が少ないんじゃないですか?」
などなどスタッフの方々がどれだけ我々のことを心配していたのかということがわかってしまいました。汗
風間さんの前で立ちゴケしちゃったもんなぁ。。
2日目の午後は、途中まで、会社の先輩と一緒に走りました。
ドゥカティに乗ってるだけあってかなりのハイペースでした。
多分その時の走行時間を見て、良いペース、と、お話をしてくれたんだと思います。
先輩には北見で合流して、昼食をご馳走になりました。朱鞠内の宿も譲っていただきました。
先輩、どうもありがとうございました。
息子もだいぶタンデムになれてきたんです。
居眠りは、しなくなりました。
走行中に私が上げた左手のアップルウォッチを見ながら、あと何キロだとか、看板を指差しながら目標地、方向を理解するようになってきました。
走行中(危険ですけど)左手と左手でハイタッチをしたり、オッケーサインを出したり、と、コミュニケーションが取れるようになってきたんです。
正直、今日の午後は、タンデム走行の不安感はゼロ。
息子とのタンデムが楽しいと、感じました。
ただ、こんな質問もいただきました。
「息子さんが免許取るって、言ってきたらどうしますか?俺は嫌だな。」
確かに、これは、私も返事に困りました。
将来、一緒に走ってみたい気はするけど、万が一のことになったら、きっと一生後悔するだろうな。
ノーザンに参加されるほどオートバイのスペシャリストであっても、簡単には答えられない問題。
オートバイのもつ魅力とリスク、あらためて考えました。
レイクハウス朱鞠内のお風呂場で、皆さんから声をかけていただきました。
皆さんのお名前聞いておけばよかったです。
「子供と一緒で大変でしたでしょう?」と労をねぎらってくれたり、
「風間さんって本当にすごい人ですよね」というような話ができました。
ノーザンに参加してるなという実感がやっと湧いてきた時間です。
本当は、もっと多くの方々とお酒など飲みながらお話をしたかったんですけれども、翌朝も早いし、2日間の疲れもあるし、ということで遠慮させていただき(いや、自分が無理でした!)、就寝しました。
2日ぶりに風呂に入り、下着を着替え、ほんとさっぱりしました!
この日はぐっすり就寝できました。
それでは、最終日3日目でございます。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
長々と書いてしまいました。
全部で12もの記事。。読みにくくて、ごめんなさい。
- 準備編4つ 仙台からフェリーで北海道へ 土砂災害の現場に声をなくしました。
- 初日編3つ 初のタンデムロングツーリング。トラブルの始まりです。
- 2日目2つ 朝にまたトラブル。。タンデムにもなれてきました。
- 最終日3つ タンデムになれてきたらノーザンが終わり。。そして、またトラブル。。。泣
ノーザン1000に初参加した記録です。
お世話になった主催者のみなさま、参加されたみなさま、そして家族に感謝いたします。
人生初の1000kmタンデムツーリングでも、トラブルあっても、めいっぱい楽しめたノーザン1000でした。
ノーザン1000、北海道タンデムロングツーリングに、ご興味をお持ちの方に、少しでもお役に立てれば、とてもうれしいです。
コメント
ノーザンご一緒させて頂きありがとうございました。FB繋がりの中村さんの記事からIさんのブログに飛びました。銀のカワサキのりです。道の駅での少しのお話よく覚えていてくれて記事にまでしていただいてありがとうございます。普通に単車好きのじじいですよー。
どうもありがとうございます!
ほんとうに、かっこよかったです!!息子も、ため息ついてました!
またお会いできる日を心から楽しみにしております!